【シリーズ】Elementorの「こんな時どうする？」
・突然エディター画面が開かなくなった。
・エディター画面が真っ白！
・公開ボタンを押すとエラーが出たっ（汗）
こんな経験ありませんか？Elmentorは素晴らしいプラグインなのですが、万能ではないこともあります。ワードプレスのバージョンアップ、他のプラグインとの干渉などなど、外的要因は多く考えられます。
そこで、筆者が「経験した」「今後経験する」不具合について、不具合対処ログを共有させて頂きます。少しでもみなさんの救いになれば幸いです。
（注意１）
Elementorの公式サイトにも問題対応について記載があります。
まずは公式の手順をお試しする事をおすすめ致します。
（注意２）
必ずしも下記対応を行い、改善を保証するものではなく、参考としてご覧頂き、あくまで自己責任の下、ご対応お願い致します。
＜事例＞エディター画面で公開ボタンを押すとエラーが出た！
結構Elementorを導入（インストール）したてでぶち当たった体験です。
【発生した事象】
「公開」ボタンをクリックしたら、”サーバーエラー”と表示が出た。
【解決アクション】
WordPressのメモリを増量したら解決した。
【解決方法の解説】
WordPressのメモリ？となる方もいるかと思います。WordPressのデータがある場所、それはサーバーになります。サーバーとはいえ、パソコンの様なもの。ハードディスク的なものや、メモリも存在します。サーバーに対しWordPressが使用出来るメモリは予め設定されています。
高性能なプラグイン（Elementor）を動かす上で、ある程度のメモリが必要となります。Elementorの公式サイトにも解説があります。
WPメモリ制限
64 MB以上のWPメモリ制限（128 MB以上が推奨）
エレメンター公式サイト掲載の環境条件（英文）
早速、メモリの上限をアップしてみましょう！
①レンタルサーバーの中身を見る
レンタルサーバーの中身を見る方法として、大きく２通りあります。１つはFTP（File Transfer Protocolの略）を使って中身を見れます。もう１つはレンタルサーバーに備え付けられているファイル管理機能を使って見ることが出来ます。今回は手取り早いレンタルサーバーのフィアル管理機能を使う場合をご紹介致します。
ファイル管理機能はどこにあるの？＞
◾️ロリポップサーバーの場合
「ロリポップ！FTP」という名前です。
１）ロリポップサーバーにログイン
２）メニュー内の「サーバーの管理・設定」
３）ロリポップFTPを選択
◾️Xサーバーの場合
「ファイルマネージャ」という名前です。
１）ログインのプルダウンから「ファイルマネージャ」を選択
２）サーバーにログイン
◾️さくらサーバー
１）サーバーコントロールパネルへ
２）運用に便利なツールにある「ファイルマネージャー」を選択
②WordPressがインストールされているフォルダを探す
比較的探しやすいのはwp-config.phpというファイルか、wp-includes というフォルダを探しましょう。そのファイルやフォルダがある場所がWordPressが入っているディレクトリ（フォルダ）になります。
③default-constants.phpファイルを探す。
②でも出てきたwp-includesフォルダの中に、入っています。
④テキスト編集ソフトで「default-constants.php」を開きます。
サーバー会社によりますが、ほとんどはブラウザ内で編集ができます。
こんな感じのコードです。
⑤メモリを変更する。
“( is_mulchsite() ) {“ はマルチサイトの場合なので、そのままでもOKです。
下の赤枠のメモリを’128M’にしましょう。
⑥テキストを保存
⑦Elementorの編集画面で保存が押せるかテスト
まとめ
今回ご紹介したのは、不具合対応というよりも、Elementorの初期設定と考え他方が良いです。自身もご依頼を受け制作開始時に必ず設定するよう、初期設定フローに加えています。まだの人は上記の設定をする事で、エラーになる機会が減るかもしれません。
他にも「こんな不具合で困ってる！」などありましたら、ご一報頂けたらと思います。（絶対解決出来るわけではないですが、一緒に解決策を考える事はできますので、お気軽に！）
