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ホームページに必要な情報とは?

ホームページに必要な情報とは?

答えから言います、答えはありません。怒られそうな始まりですみません。

なぜ答えが無いのかというと、ユーザーが求める情報はサービスや商品によって異なります。例えば、ダイエットしている人向けの食品の場合、ユーザーは何を気にするのか?カロリーや糖質量だと簡単に推測出来ます。しかし、カロリーも糖質量も同じ類似の商品がライバルの会社から出てるとします。そうなるとユーザーは何の情報を求めるのか?価格なのか、他の成分なのか一気に変わってきます。

おじさん
おじさん
確かに私の場合は、体脂肪率を気になる。だから前提に特保かどうかは知りたいかも。

つまり、業種や提供するサービス、商品により情報の種類が異なり、競合の存在や立地、ターゲット層によって多様に変化します。なので、一概に「〜と、〜と、〜をホームページに乗せて〜」とは言えません。もし、言ってる人がいるのであれば、それはあくまで推測か嘘です。

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では、何をどうすればいいの?

最初は何の情報やデータがありません。なので、どうしても推測になってしまいます。とは言え、的外れな推測をしないよう以下に沿って推測していきます。

5W1H
Who(誰):どんな人をターゲットしたサービス・商品・お店か?
When(いつ):どんな時にサービスや商品を利用したり、お店にくるか?
Why(なぜ):なぜ、そのサービスや商品を利用したり、お店にくるのか?
Where(場所):そのサービスや商品はどこで利用される?お店の立地は?
What(なに):そのサービスや商品、お店を1事で言うと?
How(どのように):申し込み?スーパーで購入?テイクアウト?購入方法は?

この順番で想像し、書き出して見て下さい。例えばあなたが「美容室」を運営していると想定します。その場合、5W1Hはどの様になるでしょうか?

5W1H 想像の結果
Who 20代〜30代の子育て世代のママさん
When 日中(午前中は家事などあるから昼過ぎから夕方)
Why 子供を見てくれるサービス・託児コーナーがあるから
Where 店舗(駅から徒歩10分程度)
What 子供と一緒に来れるお店
How 予約(ポータルサイトやお店へ直接電話で予約)

 

もっと詳しく見ていきましょう。

Who(誰)の設定方法

どんなお客にマッチするかを明確にしましょう。その場合、キーワードを3つ設定します。例えば、「女性」「子連れ」「若い」などです。3つ以下でも以上でもなく3つです。少ないとブレる危険性があり、多いとターゲットが定まらなくなるからです。例えば実際に存在するお店でキーワードを出してみます。ファストフードの「松屋」さんでキーワード出してみたいと思います。
gyudon

「サラリーマン」「20代〜40代」「忙しい」

これはあくまで個人的イメージです。松屋さんが本当にターゲットとしているイメージとは異なる場合があります。

When(いつ)

次にいつそのサービスや商品、来店されるかを想像します。もちろんWhoで「想像した人」がです。これも同じく松屋さんでキーワード3つ書き出してみましょう。

「食事時(朝・昼・晩)」「深夜(飲んだ帰り)」「遅めのランチ(14時頃)」

結果いつでも(笑)ですが、これも設定としては大事なので書き出します。

Why(なぜ)

なぜ選ばれるのか?なぜ来るのか?来る理由です。この段階でイメージが湧かない場合は後回しでも構いません。同じく松屋さんでやってみましょう。

「安い」「メニューが豊富」「すぐ食べれる」

こんな感じですかね?じっくり考えると主観的になるので、パッと即答でキーワードを出してみましょう(笑)

Where(どこ)

視点によってこのキーワードは変わってきますが、あくまでそのサービスや商品がどこで利用、消費されるかを想像します。なので、松屋さんの場合は

「店内」「持ち帰り(自宅)」「持ち帰り(仕事場)」

食べる場所になります。美容院の場合はテイクアウトは無いので、「店内」1つなので、その場合お店の場所をキーワードにしても構いません。

「店内」「駅から徒歩10分」「大通り沿い」

What(なに)

これは少し多岐に分かれます。お客さんの目的や課題、ニーズなどをキーワード化しても構いません。また、そのサービスが何なのかをひと言で書き出すのでも構いません。松屋さんぼ場合は、

「時間が無い中でさくっと食べれるちゃんとした食事」

となります。(繰り返しですが、あくまで個人的イメージです)

How(どの様に)

色々味方はありますが、この場合はサービスの利用方法や商品の購入方法、店舗であれば予約制とかです。松屋の場合は、

「直接来店」「食券購入」「スマホで予約」などが挙げられます。

5W1Hから見えるホームページに必要な情報とは?

全て書き出し終えて客観的に見てみましょう。松屋さんの場合はこうなりました。

5W1H 松屋さんの想像結果
Who 「サラリーマン」「20代〜40代」「忙しい」
When 「食事時(朝・昼・晩)」「深夜(飲んだ帰り)」「遅めのランチ(14時頃)」
Why 「安い」「メニューが豊富」「すぐ食べれる」
Where 「店内」「持ち帰り(自宅)」「持ち帰り(仕事場)」
What 「時間が無い中でさくっと食べれるちゃんとした食事」
How 「直接来店」「食券購入」「スマホで予約」

 

こんな感じになりました。今度は各項目ごとに必要と思われる情報を想像してみます。

まずはWhoですが、この場合「忙しいサラリーマン」が松屋を利用する上で知りたい事を想像します。
「営業先の帰りで松屋が近くにあるかを知りたい」→「店舗所在地」
「昼時の混雑は避けたい」→「混雑情報」「座席数情報」
「車移動だから駐車場の有無が知りたい」→「駐車場情報(有無・台数など)」

次にWhen(いつ)です。ほぼ1日中なので、この場合は営業時間情報で十分かと思います。

Why(なぜ)は、「安い」「メニューが豊富」「すぐ食べれる」 なので、「メニュー一覧」「メニュー価格」が良いかと思います。最近はカロリーなどを気にする方や糖質を気にする方も増えてますので、+アルファの情報も良いかもしれません。

Where(どこ)の場合、店内か店外なので、「テイクアウトが出来る」事を記載しておけば、十分かと思います。

What(なに)は、「時間が無い中でさくっと食べれるちゃんとした食事」をイメージ出来る写真やイラストがあると想像しやすいかもしれません。また、トップページのキャッチコピーとしても使えると思います。

How(どのように)の場合、「直接来店」「食券購入」「スマホで予約」ですが、Whereとかぶるので、「スマホで予約」のサービスについて説明するのも良いかと思います。

ホームページに載せるべき情報

・キャッチコピー(時間が無い中でさくっと食べれるちゃんとした食事)
・各店舗情報(場所・座席数・駐車場の有無・混雑状況)
・メニュー一覧(各メニューの価格・カロリーや糖質情報など)
・利用方法(入店から食券購入の方法・テイクアウトの方法・スマホ予約のやり方)
・問い合わせ(フォーム・電話番号など)
・会社情報

松屋さんの場合は、こんな感じになりました。くどい様ですが、もし自分が松屋のホームページを作るとしたらです。

ホームページは育てるもの!

あくまで最初にホームページを作る場合の想定です。すでにホームページがある方で、集客出来ている場合は、また違う手法になりますので、後日記事を公開したいと思います。

初手としては上記の方法で、ホームページに載せるべき情報を想像して、的から外れないようにする事が重要と考えます。実際ホームページを公開し1ヶ月は様子を見てください。その間にデータが蓄積されますので、そのデータを元に提供する情報を差し替えたり、追加したりして行きます。そうやって、少しずつより完璧なホームページに育って行くと個人的には考えております!

まとめ

5W1Hから絞り出すホームページに必要な情報、いかがでしたでしょうか?良く「社長の挨拶」「こだわり」「私たちの思い」など掲載しているところもありますが、ユーザーが求めるいるか?という点では、優先順位は低いかと思います。もちろん、「社長の挨拶に共感した!」というお客様もいらっしゃるかと思いますが、初めて商品を購入したり、サービスを利用する際に、社長の挨拶で購入を決めた方は貴重な人です!(注意)個人に紐づくサービスの場合は除きます「○○の〜塾」とか、「○○クリニック」など個人が選択肢になる場合は「社長のあいさつ」などは反対に必要な場合があります!

ぜひ合わせてご覧ください!

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ITKA / 加藤 誠

Elementorを使い始めて6年目、好き過ぎてファンブログを始めて4年。Elementorを使って年間約30サイトを制作しております。主にWebマーケティング支援事業を中心とし、現在5社の顧問・コンサルティングとして携らさせて頂いております。Elementorのご相談からWeb集客のご相談はお気軽にお問い合わせ下さい。

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