WordPressのテーマビルダープラグイン「Elementor」のファンブログ

検索
Close this search box.

【シリーズ:Elementor不具合対応】エラーが出た時に試したい解決策7選

【シリーズ】Elementorの「こんな時どうする?」

・突然エディター画面が開かなくなった。
・エディター画面が真っ白!
・公開ボタンを押すとエラーが出たっ(汗)

こんな経験ありませんか?Elmentorは素晴らしいプラグインなのですが、万能ではないこともあります。ワードプレスのバージョンアップ、他のプラグインとの干渉などなど、外的要因は多く考えられます。

今回は筆者やElementorユーザーの事象と対応方法をまとめてみました。

(注意1)
Elementorの公式サイトにも問題対応について記載があります。
まずは公式の手順をお試しする事をおすすめ致します。

(注意2)
必ずしも下記対応を行い、改善を保証するものではなく、参考としてご覧頂き、あくまで自己責任の下、ご対応お願い致します。

とりあえずやってみる対応7選

症状としては・・・
・Elementor編集画面の「公開」または「更新」を押したらエラーが出る
・または、くるくる読み込み中のまま公開・更新が終わらない
・編集画面のウィジェットボタンメニュー欄がずっと読み込み中
・編集画面が立ち上がらない(エラーになる)

①から実際自分が良くやる解決方法順に紹介していきます。

①WordPressのメモリ(128MB)アップ!

こちらは、既に紹介しておりますので、ここではざっくり。
詳しい方法は下記記事をご欄下さい。

Elementor公式でも推奨しているWordPressのメモリは128MBです。

“64 MB以上のWPメモリ制限(128 MB以上が推奨)”

メモリが不足しているとElementorのエディタが読み込まれずに真っ白だったり・・・ウィジェットボタンの項目が読み込み中のまま・・・という事に。個人的体感ではほとんどがメモリ増加で解決しています。

②WAFの解除

これは特にロリポップサーバーを利用されている方に多い様です。WAFとは?に触れると長くなりますので、特別触れません。

おじさん
おじさん
本当は知らないんじゃないの・・・?

あっ、ばれました・・・(汗)実は正直詳しくありません。セキュリティー機能の1つと認識しているレベルです。このWAFがオンになっていると、Elementorのエディタが立ち上がらない事が多く、制作中はほとんどOFFっています。(注意:理想はこまめにオン/オフらしいのですが・・・)

今回はロリポップでWAFのオン/オフの切り替え方法をご紹介!

lollipop1

(1)(トップページの左側メニューから)セキュリティー>WAF設定を開きます。

lollipop2

(2)該当のドメイン(制作中サイトURL)を探し、ONかOFFか確認。

lollipop3

(3)OFFにする場合、「無効にする」をクリックするだけ!

③PHPのバージョンが古い(推奨7以上)

自身のサイトならあまり気にしないのですが、クライアントのサイトなど他の方のホームページを制作する際、PHPが古いままでElementorがおかしい時があります。

Elementor公式では、

ElementorはPHP 5.4以降でも動作しますが、これらの古いバージョンは公式のサポート終了となり、サイトがセキュリティの脆弱性とバグにさらされる可能性があります。

またロリポップの場合で恐縮ですがPHPのバージョン変更の方法をご紹介します。
lollipop_PHP1
(1)(トップページ左のメニューから)サーバーの管理・設定>PHP設定を選択します。

lollipop_PHP2(2)7以上になってればOK。もし7未満の場合、プルダウンから7以上の項目を選択します。

lollipop_PHP3
(3)7以上の項目を選択して「変更」ボタンをクリックします。

lollipop_PHP4(4)こんなメッセージが出ればOKです。あとは待つだけ。

ちなみに・・・7.1(CGI版)と7.1(モジュール版)があります。この場合どちらが良いかですが、ロリポップの説明では以下の画像の様です。
lollipop_PHP5
レスポンスが高速のモジュール版が良いそうです。

さては・・・詳しくないな・・・
おじさん
おじさん

えぇ!そうですとも!詳しくなんてありませんよ!失礼しました(汗)

④Elementor以外のプラグインをオフ!

プラグインのバージョンを更新した時に、たまーに発生します。また、新しいプラグインを有効化した時に使う必殺技です。

「Elementor以外のプラグインをオフにせよ!」です。

無効化にしてもほとんどのプラグインは設定を維持してくれますので、気にせず一気に無効化します(注意:プラグインによっては一度無効化すると設定などがリセットされるものもあるかと思います。ただ、自身の経験上、未だその様な(無効化でリセット)プラグインはありません。)

⑤MySQLバージョン5.6以上にする

これも③の時の様に、自分以外のホームページを制作する際に発生します。WordPressはサーバーに動かすプログラムを置き、投稿や画像などはデータベースに格納されます。それらサーバーにあるプログラムとデータベースにある投稿データや画像データを連動させる事で、ホームページやブログ、すなわちWordPressが動きます。

そのデータベースを管理する為のシステムが「MySQL」というものです。

このバージョンが低い場合、ごくまれにElementorで作ったページが読み込まれないなどの事象が発生します。

またまたロリポップでご説明したいと思います。(他のサーバーの方は、各サーバー会社サイトのQ&A等をご参照下さい)

lollipop_data
(1)メニューから>サーバーの管理・設定>データベースを選択します。

lollipop_data
(2)データベース情報が一覧で表示され、「データベースバージョン」が表示され、確認する事が出来ます。

万が一、5.6未満の場合は、下記URLを参考して下さい。(正直面倒というや怖いっす)

ちなみに、ロリポップの簡単インストール機能でWordPressをインストールした場合、自動的にデータベースのMySQLは5.6になります。

⑥エディター読み込みツールのメソッドを切り替える

急に

急にどうした・・・
おじさん
おじさん

Elementorには、サーバー相性問題のトラブルシューティングが機能として実装されています。そのトラブルシューティング機能をオンにする事で、編集画面が開く事があります!自分は常に有効にしているので、無効から有効への変更によるトラブルの改善は目の当たりにした事はありません。

ですが、多くのユーザーがこの機能をオンにする事で改善したというコメントを良くみかけますので、ご紹介します。

error_elementor (1)WordPressのダッシュボードのメニューから「Elementor」→「設定」

error_elementor2
(2)「詳細」タブを選択
(3)エディター読み込みツールの〜切り替えるのプルダウンで「有効にする」を選択
(4)意外と忘れる「変更を保存」 をしっかり押しましょう!

⑦Google翻訳で海外の事例を探す

日本国内にはまだユーザーも多くなく、事例が乏しいのが現実です。しかし、海外では多くのユーザーがおり、事例も豊富です。Google翻訳で抱えている課題を英語にし、検索してみて下さい!

おじさん
おじさん
結局ググれってか?!

正直な話、サーバーの設定、他のプラグインとの干渉と様々要因でerrorは発生します。つまりケースバイケースの事が多いです。その為、近い事象の方の解決策を探すのが早い場合もあり、自身も幾度となく海外の事例に助けられました。

英語苦手なんだよね・・・
おじさん
おじさん

なるほど、そんな時はぜひご相談下さい!絶対とは言えませんが、あなたに変わって調べられるかもしれません。

まとめ

どんなに優れたツールやシステムでもエラーは避けては通れません。だからこそ、ユーザー間での助けあいが重要と思っています。なので、もっともっと日本国内にエレメンターユーザーが増える事を願っております。

エラー解決は貴重なナレッジになりますので、お気軽にご相談下さい!

また、エラーや不具合に特化したページもご用意しております。そちらも合わせてご覧下さい。

banner2

この記事の関連講座

ACFマスター講座
Elementorのレスポンシブモード 講座
Elementorを使うためのWordPress講座

author

Picture of ITKA / 加藤 誠

ITKA / 加藤 誠

Elementorを使い始めて6年目、好き過ぎてファンブログを始めて4年。Elementorを使って年間約30サイトを制作しております。主にWebマーケティング支援事業を中心とし、現在5社の顧問・コンサルティングとして携らさせて頂いております。Elementorのご相談からWeb集客のご相談はお気軽にお問い合わせ下さい。

こちらもご覧下さい

ポップアップ!

こんな感じで横スライドイン!
なんてことも出来ます。